ファクタリング手数料を理解して損を防ぐ

ファクタリング手数料を理解して損を防ぐ

手数料と一言でも言っても内容は様々ですが、売掛金ファクタリングにおける『手数料』ほぼ『買取手数料』を意味します。更に、一部ファクタリング会社では、買取手数料以外の名目でも手数料が必要になるケースもありますので、後々のトラブル防止のためにも契約前に必ず確認することを忘れてはなりませんね。

売掛金全額が買取額ではない!

売掛金ファクタリングにおける『買取手数料』とは、文字通り売掛債権を買取りしてもらう時の手数料になります。
手数長5%のファクタリングであれば、100万円の売掛金に対する手数料は5万円になります。
『売掛金100万円-手数料5万円』差額の95万円が買取額(社長さんに入金される金額)になります。

売掛金ファクタリングでは、売掛金の全額が社長さんの手元に残るわけではなく、手数料を差し引いた残額分が現金として手元に残ることになります。

手数料が必要

なぜ?手数料が差し引かれるのか

手数料の内訳としてはズバリ!ファクタリング会社の 実質必要経費とリスク管理費用 と考えてください。

売掛金ファクタリング会社は決してボランティア団体ではありませんので、会社運営に伴う様々な費用が必要になりますし、売掛金ファクタリングはその売掛先の倒産リスクまで含み買取してもらえるのでこの辺の事情は事業を運営する社長さんたちの方が数倍詳しいお話なので省略させて頂きます。

但し先述のとおり、一部売掛金ファクタリング会社によっては「買取手数料」以外にも様々な名目の手数料が必要になるケースも多々ありますので、契約前にはしつこいくらいに確認した方が間違いありません。

手数料の差が大きいのはなぜ?

単純に各ファクタリング会社毎の基準の違いですが、その要素として大きいのは主に次の該当次第で より手数料が低くなる と考えましょう。

手数料変動の要素
  • 売掛先企業の信用度:売掛金請求先企業の信用度が高ければ高いほど回収できないリスクは低減されますので、ファクタリング手数料は低くなる傾向にある
  • ファクタリング金額:利用希望金額が高額になるほど手数料は低くなる傾向にあります。利用金額の大小に関わらず、ファクタリング会社は同様の売掛先信用調査が必要になるので必然ですね
  • 二社間と三社間の違い:三社間ファクタリングの方が手数料が低くなる傾向にある
  • 債権譲渡登記の有無:債権譲渡登記を設定した方が手数料は低くなる傾向にあります。これはファクタリング会社のリスク回避における大きなポイントになります

二社間ファクタリング、三社間ファクタリング、債権譲渡登記など新しいワードがたくさんでなんだか難しくなってきた感じがありますが、この後に順に説明していきます。
なかなか耳にしない専門用語ですし、今はまだ理解できなくても全く問題ありません。

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